2008年度あしだち月例探鳥会レポート
4月 谷津干潟 | 10月 葛西臨海公園 |
5月《区民参加》荒川ワンド広場 | 11月 水元公園 |
6月 栃木県民の森・宮川渓谷 | 12月 北本自然観察公園 |
7月 富士山奥庭 | 1月 渡良瀬遊水地 |
8月 三番瀬 | 2月 道満彩湖 |
9月 谷津干潟 | 3月《区民参加》舎人公園 |
見たい月をクリックしてください。2008年度の月例探鳥会は終了いたしました。
3月《区民参加》舎人公園
【県 名】 東京都
【場 所】 舎人公園 (足立区)
【年月日】 2009年03月01日(日)
【時 刻】 10:00−12:00
【天 候】 曇り
【観察者】 あしだちの会月例観察会33名(会員20名、ゲスト13名)
【観察種】
1.カイツブリ 10.キジバト 19.アオジ
2.カルガモ 11.キセキレイ 20.カワラヒワ
3.ヒドリガモ 12.ハクセキレイ 21.シメ
4.オナガガモ 13.ヒヨドリ 22.スズメ
5.ハシビロガモ 14.モズ 23.ムクドリ
6.ホシハジロ 15.アカハラ 24.ハシボソガラス
7.バン 16.ツグミ 25.ハシブトガラス
8.オオバン 17.シジュウカラ
9.ユリカモメ 18.メジロ
観察風景 itouさん撮影
【観察記 by baba】
日暮里・舎人ライナーが開通してから初めての、舎人公園での「区民参加探鳥会」です。
私もライナーに乗って会場入りしました。
さて、空の方は挨拶の最中に少し雨がパラつきましたが、あとは雲が厚いながらも風もなくまずまずのコンディションです。
会長、公園園長の挨拶、協力員さんの紹介を終えた後、池の周りを時計回りに進むことにしました。
会員からは「カモが少ない。」のため息が出ます。かつて多かったオカヨシガモの姿はなく、ヒドリガモ・オナガガモ・カルガモも
申し訳程度の数です。ユリカモメも一羽だけでした。それに比べバン・オオバンが元気に動き回り、目立っています。
でも、一般参加の方たちがじっくり観察できる状況とも言えます。
陸に目を転じると、カワラヒワの群れやツグミが芝地で採餌しており、大きな水鳥と違う魅力を楽しめたようです。
舎人公園では定番のハシブトガラス、少数派のハシボソガラスの違いなどあらためて確認しながら池の周りを半分も回って、
ようやくホシハジロの一つがいを見ることができました。確かにカモについては寂しいかぎりです。
鳥の方はやや残念でしたが、今回は区民参加が主テーマで、13名の方がご参加くださいました。
これをきっかけに自然大好き人間が増え、さらに仲間になって一緒にまた探鳥会に・・・楽しみです。
2月 道満彩湖
【県 名】 埼玉県
【場 所】 道満彩湖 (戸田市)
【年月日】 2009年02月15日(日)
【時 刻】 10:00−12:00
【天 候】 曇り
【観察者】
【観察種】
1.カイツブリ 15.セグロカモメ 29.メジロ
2.ハジロカイツブリ 16.キジバト 30.ホオジロ
3.カンムリカイツブリ 17.アリスイ 31.カシラダカ
4.カワウ 18.ヒバリ 32.アオジ
5.マガモ 19.ハクセキレイ 33.オオジュリン
6.カルガモ 20.タヒバリ 34.アトリ
7.コガモ 21.ヒヨドリ 35.カワラヒワ
8.ヨシガモ 22.モズ 36.ベニマシコ
9.オカヨシガモ 23.ジョウビタキ 37.シメ
10.ヒドリガモ 24.アカハラ 38.スズメ
11.キンクロハジロ 25.シロハラ 39.ムクドリ
12.ハヤブサ 26.ツグミ 40.ハシボソガラス
13.オオバン 27.ウグイス 41.ハシブトガラス
14.ユリカモメ 28.シジュウカラ
観察風景 kenさん撮影
【観察記 by kasiyae】】
昨日春一番が吹き、気温も例年より高めの探鳥会に大勢の人々が集まりました。9:30JR西浦和駅に15人ほど、
10:00現地の駐車場に9人位、後から自転車で1人駆けつけて総勢25人。
今年は暖かいのですでに北帰行が始まっているとのことで果たしてどれくらいのカモが見られるのか不安のスタート
ではあったが結構見ることが出来た。
普段はなかなか見られないおしゃれなヨシガモもオオバンの仲間と共にいて、時には芝生に上がりこれではオカヨシガモ
だの駄洒落も飛び、遠くにカンムリカイツブリの群れ。すでに夏羽に変身している個体もいて季節は早い。池と反対側の
葭原には山野の小鳥も見え隠れ。アリスイが出ているとの情報だったが運のいい人が数人見ただけ。
しかしベニマシコは全員じっくり♀、♂とも観察できた。
管理橋近くの広場で鳥合せ後おべんとうを食べて解散 皆また来た道を鳥を見ながら帰ったが10歳くらいの子供が迷子
になりパニック状態になっているのに遭遇 心優しいあしだちの会の人々がめんどうを見て無事母親と再会ヨカッター。
1月渡良瀬遊水地
【県 名】 栃木県など
【場 所】
渡良瀬遊水地
【年月日】 2009年01月18日(日)
【時 刻】
09:20−13:00
【天 候】
曇り一時みぞれ
【観察者】 あしだちの会月例観察会32名
【観察種】
1.カイツブリ 20.カワアイサ 39.シロハラ
2.ハジロカイツブリ 21.ミサゴ 40.ツグミ
3.アカエリカイツブリ 22.トビ 41.ウグイス
4.カンムリカイツブリ 23.ノスリ 42.シジュウカラ
5.カワウ 24.ハイイロチュウヒ 43.メジロ
6.ダイサギ 25.チュウヒ 44.ホオジロ
7.コサギ 26.ハヤブサ 45.カシラダカ
8.アオサギ 27.チョウゲンボウ 46.オオジュリン
9.マガモ 28.キジ 47.カワラヒワ
10.カルガモ 29.オオバン 48.ベニマシコ
11.コガモ 30.セグロカモメ 49.シメ
12.トモエガモ 31.キジバト 50.スズメ
13.ヨシガモ 32.アカゲラ 51.ムクドリ
14.ヒドリガモ 33.ハクセキレイ 52.オナガ
15.オナガガモ 34.タヒバリ 53.コクマルガラス
16.ハシビロガモ 35.ヒヨドリ 54.ハシボソガラス
17.キンクロハジロ 36.モズ 55.ハシブトガラス
18.ホオジロガモ 37.ジョウビタキ
19.ミコアイサ 38.アカハラ
観察風景 ノスリやカモなど見ています
【観察記 by inadas】
柳生駅から中央エントランスに向かう途中で、いつも見られたシラコバトが最近ほとんど見られなくなってしまった。
今日は朝から曇り空で視界は良くない、この時期遊水池は水質改善のため池を干し上げるため、水位を下げているので
遠く対岸に寄っているカモ類の識別が難しい、晴天であればもっと沢山のカモを識別できたであろうに残念。
北ブロックでは、池の中ほどを数十羽のミコアイサの群れが泳ぎ回り、十分楽しむことができた。
南ブロックは最も広い池で、対岸に寄っているカモは、遠くてほとんど識別不可能であった。此の池には以前(2001年〜2003年頃)
マガン、コハクチョウが飛来したことがあったので今後に期待したい。
谷中ブロックは人工浮島や対岸に雑木が生い茂り、池にはヨシガモ、トモエガモ、オカヨシガモ、カワアイサなど、
カモ類が多く、浮島にはチュウヒ、トビなどが羽をやすめていた。
中ノ島から谷中墓地跡にいたるコースには、池の岸辺に茂るヨシや雑木にベニマシコ、オオジュリン、ホオジロ、タヒバリ
などが飛び交い、遠くヨシ原の上空にはチュウヒ、ミサゴ、ノスリなどの猛禽類が上空を舞っていた。
水鳥、小鳥、猛禽類が一緒に楽しめる、渡良瀬遊水地ならではのパラダイスコースである。
心配された天候もわずかに、みぞれまじりの小雨がぱらついた程度、谷中村役場跡で昼食後、鳥合わせをして解散した。
12月北本自然観察公園
【県 名】 埼玉県
【場 所】 北本自然観察公園 (北本市)
【年月日】 2008年12月14日(日)
【時 刻】 10:00−13:00
【天 候】 雨
【観察者】 あしだちの会月例観察会13名
【観察種】
1.アオサギ 11.コゲラ
21.メジロ
2.マガモ
12.セグロセキレイ 22.ホオジロ
3.コガモ
13.ヒヨドリ
23.カシラダカ
4.ホシハジロ 14.モズ
24.アオジ
5.キジ
15.ルリビタキ
25.シメ
6.クイナ
16.ジョウビタキ 26.スズメ
7.バン
17.シロハラ
27.カケス
8.キジバト 18.ツグミ
28.ハシブトガラス
9.カワセミ 19.ウグイス
10.アリスイ 20.エナガ
観察風景 カシラダカの群を見ている
【観察記 by ken】
今日は朝から雨。参加者はせいぜい3〜4人と予想したのですが、なんと13人もが集まりました。
悪天候なので、後半に予定した子供公園方面のルートを取りやめて、少しルートを短縮。最初に公園東側の細長い
湿地を探鳥してから園内を反時計回りに周回し、東屋までのコースに変更しました。
雨で鳥の出が悪いうえに、傘を打つ雨音が探鳥の邪魔をします。それに参加者13人中、スコープ持参はたった1人
だけだったということもあり、ぱっとしない鳥果のままゴールの東屋に到着しました。
しかし幸い、東屋で雨宿りしながらの探鳥が盛り上がりました。
東屋のすぐ下側に、シジュウカラの群れ、アリスイ、シメ、ジョウビタキ、アオジ、エナガ、キジ、クイナ、などが次々
に現われてくれました。
東屋で26種の鳥合わせをして探鳥会を終了しましたが、その後にルリビタキが居たとの情報が入ったので、昼食を済ま
せてから再度公園に戻り、青色のオス2個体ほかを確認して観察種に追加しました。
昼食後に出たルリビタキ kenさん撮影
11月水元公園
【県 名】 東京都
【場 所】 水元公園 (葛飾区)
【年月日】 2008年11月16日(日)
【時 刻】 9:30−12:00
【天 候】 小雨
【観察者】 あしだちの会定例観察会11名
【観察種】
1.カイツブリ 15.オオタカ 29.シジュウカラ
2.カワウ
16.クイナ
30.メジロ
3.ゴイサギ
17.オオバン 31.アオジ
4.ダイサギ
18.ユリカモメ 32.カワラヒワ
5.コサギ
19.キジバト 33.マヒワ
6.アオサギ
20.カワセミ 34.ウソ
7.マガモ
21.コゲラ
35.シメ
8.カルガモ
22.ハクセキレイ 36.スズメ
9.コガモ
23.ヒヨドリ 37.ムクドリ
10.オカヨシガモ 24.モズ
38.オナガ
11.ヒドリガモ 25.ジョウビタキ 39.ハシボソガラス
12.オナガガモ 26.ツグミ
40.ハシブトガラス
13.アカハジロ 27.ウグイス
14.キンクロハジロ 28.ヒガラ
Amaさん撮影
【観察記 by takano】
あいにくの雨でした。
にもかかわらず参加された方は11名、嬉しい驚きでした。
園内は木々が見事に紅葉し、木の実が豊かに実り、秋いっぱいの景色でした。
本日のコースは、噴水広場より水元大橋を渡りカモ類を見つつ戻り観察舎手前→中央→グリーンハウス。鳥合わせ、解散。
スタートしてすぐダイサギ、コサギが釣り人の傍から離れず、とうとう食事にありつけた様子を見て苦笑。
まもなくヒドリガモの群れの中に識別困難な一羽を発見!
いろいろ意見が出ましたがアカハジロのメスにとりあえず落着しました。
後日ホームページでの写真判定が待たれます。
雨が上がり霧の中、カワセミ、ウソ、モズ、クイナ、ツグミ、オナガ、アオジなどなど、つぎつぎ小鳥たちの
姿を観察できました。
計40種、予期せぬ数、昆虫(クロコノマチョウも!)・植物の観察など、上々の一日でした。
Satoさん撮影
10月葛西臨海公園
【県 名】 東京都
【場 所】 葛西臨海公園 (江戸川区)
【年月日】 2008年10月19日(日)
【時 刻】 10:00−12:30
【天 候】 晴れのち曇り
【観察者】 あしだちの会定例観察会22名
【観察種】
1.カイツブリ 13.バン
25.ヒヨドリ
2.オオミズナギドリ 14.オオバン
26.モズ
3.カワウ
15.アオアシシギ 27.ノゴマ
4.アオサギ
16.イソシギ
28.キビタキ
5.ダイサギ
17.セイタカシギ 29.ヤマガラ
6.コサギ
18.ユリカモメ 30.シジュウカラ
7.カルガモ
19.セグロカモメ 31.スズメ
8.コガモ
20.オオセグロカモメ 32.ムクドリ
9.オナガガモ 21.ウミネコ
33.オナガ
10.ホシハジロ 22.キジバト
34.ハシブトガラス
11.キンクロハジロ 23.カワセミ
12.スズガモ
24.ハクセキレイ
ノゴマ コーヒー党さん撮影
【観察記 by naoki】
今日の目玉はノゴマ(雌)と海上すれすれを飛ぶオオミズナギの群れ。
私にとって、都内でノゴマを観察したのは初めてのことです。以前、北海道で観察したノゴマ(雄)は喉が赤く印象的
でしたが、今日のノゴマは雌。喉は雄と異なり汚白色、白い眉班と顎線とともにじっくり観察する事ができ感激しました。
また、オオミズナギドリがこんなに東京湾の奥、海岸近くで観察できるのは珍しい事とのこと、貴重な経験をしました。
9月 谷津干潟
【県 名】 千葉県
【場 所】 谷津干潟 (習志野市)
【年月日】 2008年09月14日(日)
【時 刻】 10:00−12:20
【天 候】 曇りのち晴れ
【観察者】 あしだち定例観察会14名
【環 境】 干潟
【観察種】
1.カイツブリ
9.メダイチドリ 17.セッカ
2.カワウ
10.ダイゼン 18.シジュウカラ
3.ダイサギ
11.イソシギ 19.カワラヒワ
4.チュウサギ 12.ウミネコ 20.スズメ
5.コサギ
13.キジバト 21.ムクドリ
6.アオサギ
14.カワセミ 22.ハシブトガラス
7.カルガモ
15.ハクセキレイ
8.ハジロコチドリ 16.ヒヨドリ
観察風景 アキトシさん撮影
【観察記 by Ama】
空模様を心配しながらバラ園の脇を抜けて集合地点に着く頃には薄日もさし、干潟も頃合いの退き具合、
鷺たちがあちこちに優雅な姿を見せてくれたのですが、どこにも小さな動くものがいない。
プロミナで覗いてもシギチらしきものが見つかりません。
こんな谷津ははじめて、なんていいながらもダイサギやコサギに交じっているチュウサギをじっくり
観察したり、頭上を飛び交うアオスジアゲハ、クロアゲハ、アゲハ、ツマグロヒョウモンに眼を移したり
しながら時計回りに観察センターのほうに向かったら、やっといました。
胸や腹を黒くしたダイゼンが2羽、3羽、ああ5羽だ。
紛らわしいムクドリの近くに、小さな1羽が降り立ちました。首には白い輪、脚は橙色で嘴は黒いけれど
アイリングははっきりしない。ハジロコチドリだ! と何人かに見てもらっているあいだに飛び去ってしまった。
コチドリの若の可能性も大なのですが、なにしろあとはメダイ1羽、イソシギ1羽の寂しさなので、今回は
ハジコチでリストに参加してもらいました。
聞くと今年の谷津はいつになくシギチの南への旅立ちが早かったのだそうです。これも異常気象のせいなの
でしょうか。いつの日か、今日のような様子が常態にならないことを願うばかり。
でも、カワセミやベニシジミなど鮮やかな色彩も楽しんだ名残の夏らしい陽射しの半日でした。
8月 三番瀬
【県 名】 千葉県
【場 所】 三番瀬 (船橋市)
【年月日】 2008年08月24日(日)
【時 刻】 10:00−12:00
【天 候】 曇り
【観察者】 あしだちの会月例探鳥会14名
【環 境】 干潟
【観察種】
1.ハジロカイツブリ 11.キョウジョシギ 21.アジサシ
2.カワウ
12.トウネン
22.コアジサシ
3.ダイサギ
13.ミユビシギ
23.キジバト
4.アオサギ
14.キアシシギ
24.ツバメ
5.スズガモ
15.ソリハシシギ 25.ハクセキレイ
6.ミヤコドリ
16.オオソリハシシギ 26.セッカ
7.ハジロコチドリ 17.ユリカモメ
27.スズメ
8.シロチドリ
18.セグロカモメ 28.ムクドリ
9.メダイチドリ 19.オオセグロカモメ
10.ダイゼン
20.ウミネコ
観察風景 写真アキトシさん
【観察記 by tomo】
前日からの天気予報は雨。夜から明け方まで雨音が酷かったけれど、朝には上がっていて、それでも
100%雨を覚悟して長靴持参で出かけました。雷が鳴ったら、スコープをホッポリ出して逃げるつもりで。
集合時間の頃には薄日もこぼれ出し、暑さも酷くなく鳥見には絶好。でも、残念ながら潮目が良くな
かったですね。ちょうど満ち潮の時間です。今日は小潮とのことで、引きも悪いのだそうです。
それでも、野鳥は私達を楽しませてくれました。網の張った杭の上に一羽ずつ止まっています。
ソリハシシギとオオソリハシシギ、コアジサシとアジサシが隣同士。その隣はダイゼン、キョウジョシギ、
と言った具合です。干潟を走り回っているシギチを観察するのとは又違った面白さがありました。少し遠い杭
の上の鳥を、あれか、これか、と推察しながら、皆さん盛り上がっています。
堤防の外側の砂地に十数羽のスズガモが休んでいました。えっ!もう渡ってきたの?それとも居残り組?
首をかしげながら堤防の先の方まで行き、向かい側の堤防にいる鳥達を観察。圧倒的多数のカワウの大集団。
ウミネコ集団の中にユリカモメが数羽まじっています。はやばやと渡ってきたのでしょうか。
一番人気のミヤコドリも20羽ほどが休んでいました。スコープで覗くと、目の赤色も見えます。
夏羽から冬羽に換羽中のミユビシギの集団は、まるで一つのモザイク模様です。昼ちかくに、潮も少し引き加減
になって、トウネン・シロチ・ハジロコチドリなどが近くの砂地に飛んで来て、観察により一層熱が入ります。
全体に幼鳥が多かったのも観察を楽しくさせてくれました。
確認された鳥は28種と少なかったのですが、雨も降らず、ほど良い曇り空の中、皆さん、満足気分でした。
昼食後の居残り観察では、どこかへ遠出をして帰ってきた、キアシシギの集団が見られました。
ハマシギの帰りも待ちたかったのですが、雨がぱらついて来たので引き上げました。
「あしだち」の探鳥会が終わるのを待っていたみたいですね。
7月 富士山奥庭・朝霧高原
【県 名】 山梨県・静岡県
【場 所】 富士山・朝霧高原
【年月日】 2008年07月06日(日)
【時 刻】 09:00−15:00
【天 候】 曇り
【観察者】 あしだちバス観察会29名
【観察種】
野鳥の部
1.トビ
11.ルリビタキ 21.ホオジロ
2.キジ
12.ノビタキ
22.ホオアカ
3.キジバト 13.ウグイス
23.アオジ
4.カッコウ 14.コヨシキリ 24.カワラヒワ
5.アマツバメ 15.オオヨシキリ 25.ウソ
6.ヒバリ
16.エゾムシクイ 26.スズメ
7.ツバメ
17.キクイタダキ 27.ムクドリ
8.ヒヨドリ 18.セッカ
28.ホシガラス
9.モズ
19.コガラ
29.ハシボソガラス
10.ミソサザイ 20.ヒガラ
30.ハシブトガラス
植物の部(咲いていたもの、つなが個人的に印象に残ったもの)
キキョウ科 ヒメシャジン、ホタルブクロ
スイカズラ科 スイカズラ
アカネ科 クルマムグラ、カワラマツバ
ナス科 ワルナスビ
シソ科 イヌゴマ
イラクサ科 アカソ
サクラソウ科 クサレダマ、ツマトリソウ
ツツジ科 コケモモ
イチヤクソウ科 ベニバナイチヤクソウ
ツリフネソウ科 キツリフネ
ミカン科 イヌザンショウ
バラ科 シロバナヘビイチゴ、オオダイコンソウ
ユキノシタ科 ヒメウツギ
アブラナ科 フジハタザオ、ミヤマハタザオ
ケシ科 タケニグサ
キンポウゲ科 センニンソウ、ミヤマハンショウヅル
タデ科 オンタデ、メイゲツソウ
ラン科 イチヨウラン
ユリ科 マイヅルソウ
カバノキ科 ヒメヤシャブシ
訂正、追加、削除等はつなまで御連絡下さい。
朝霧高原でアカモズ探し
【観察記 by すずめ】
タイム・・北千住6:40〜9:00奥庭12:00〜13:00朝霧高原15:20〜
15:40ミルクランド16:10〜北千住20:00
探鳥会でありました。期待されたホシガラスとの出会いは残念ながら叶いませんでしたが、奥庭の
水場にはキクイタダキが何度も現れてくれましたしルリビタキ、ウソ、メボソムシクイ、ヒガラ等
も入れ替わり水浴びに来てくれ、楽しませて頂きました。
午後は朝霧高原に移動し皆さん植物や蝶の観察と大忙し。
大きな毛虫を見つけては綺麗とか可愛いなんて言葉も飛び出す。
申し訳ないが私には毛虫が可愛いとは思えない (^_^;)
通称、芸者と呼ばれるクジャクチョウも教えて頂きました。
アカモズらしき姿をとらえましたが確認には至りませんでした。
しかしホオアカをジックリ見る事ができました。
その後ミルクランドでいっぷく。事故渋滞に巻き込まれながらも予定通り北千住に到着。
行きも帰りも車中は大変賑やかで、疲れ知らずのあしだちパワーおそるべし〜であります。
6月 栃木県民の森
【県 名】 栃木県
【場 所】 栃木県民の森 (矢板市)
【年月日】 2008年6月8日(日)
【時 刻】 9:30−15:30
【天 候】 曇りのち晴れ
【観察者】 あしだちバス観察会26名
【観察種】
野鳥の部
2.コサギ 11.コゲラ
20.センダイムシクイ
3.アオサギ 12.ツバメ
21.キビタキ
4.カルガモ 13.キセキレイ 22.オオルリ
5.トビ
14.セグロセキレイ 23.コサメビタキ
6.クマタカ 15.サンショウクイ 24.シジュウカラ
7.キジ
16.ヒヨドリ
25.メジロ
8.キジバト 17.カワガラス 26.カワラヒワ
9.ホトトギス 18.クロツグミ 27.スズメ
植物の部(主に花の咲いていたもの、つなが個人的に印象に残っていたもの)
キク科 ニガナ、ハナニガナ、ヤブレガサ、オニタビラコ
アカネ科 アカネ
イチヤクソウ科 ギンリョウソウ
バラ科 コゴメウツギ、ヘビイチゴ
シソ科 オカタツナミソウ、ラショウモンカズラ
ウコギ科 トチバニンジン
ユキノシタ科 アカショウマ?、コアジサイ、
キンポウゲ科 ハルカラマツ
センリョウ科 フタリシズカ
ラン科 ササバギンラン、キンラン
ユリ科 ホトトギスの葉、カタクリの実、アマナ、チゴユリ、ホウチャクソウ、エンレイソウ、ナルコユリ、
サトイモ科 ユキモチソウ
エゴノキ科 ハクウンボク
午後から日が差してきた宮川渓谷の道
【観察記 by Watanabe】
北千住駅前の集合場所に行ったところ、他の幹事の姿はなく、2人とも欠席とのことでした。 探鳥コースは、午前中は森林展示館から宮川渓谷の下流側を進み、元の道を戻って芝生広場で昼食、午後は本隊が上流側に行きましたが、自由行動を選んだ人もいました。 探鳥会予定表の見どころに、「サンコウチョウ」とあったため、期待した方も多かったと思いますが見ることができず、確認した鳥の種類も少なかったのではないかと思います。しかし、クマタカやサンショウクイ、雛に与えるためだと思いますが、虫をたくさんくわえたオオルリの雌を見ることができました。 天気は前の週の下見と同様に曇っていたのですが、昼近くなってようやく薄日が射して来ました。このため、昆虫についても、クロアゲハ・イチモンジチョウ・ルリシジミ・コジャノメ・アゲハモドキ・ミヤマカワトンボ等を確認することができました。また、マロニエ昆虫館では、「どくとるマンボウ昆虫記」の著者の北杜夫氏が採集した標本等を展示した「どくとるマンボウ昆虫展」が開催されていました。 |
5月 荒川ワンド広場
【県 名】 東京都
【場 所】 荒川ワンド広場 (足立区)
【年月日】 2008年05月25日(日)
【時 刻】 10:00−12:00
【天 候】 雨のち曇り
【観察者】
一般参加2名
【観察種】
1.カワウ 6.チョウゲンボウ 11.セッカ
2.ダイサギ 7.コアジサシ
12.カワラヒワ
3.コサギ 8.キジバト
13.スズメ
4.アオサギ 9.ツバメ
14.ムクドリ
5.カルガモ 10.オオヨシキリ 15.ハシブトガラス
これが91名のパワー!
鳥さん見えた?
【観察記と写真 by Sato 】
今朝予定していた7:00〜9:00の荒川河川敷野鳥一斉調査は昨夜の天気予報で中止と決定。
でも朝5時半頃には雨は殆ど上がり、その後も小雨が降ったり止んだりで、頑張れば調査できたくらい
だったので、ちょっと残念。
ところが9時を過ぎてからまた雨が降り出した。でも、集合場所の千住新橋下へ着いてビックリ、
大勢の参加者が待っていた。雨なら橋の下で鳥や自然の話でもしようかと言っていたのに、若い人たち
は雨でも野外へ出て観察したいと言う。
参加者を5班に分け、あしだちメンバーが各3名ずつで対応することになった。
私たちの班はまず植物を見ながら歩き始め、鳥はコサギ、カルガモ・コアジサシ・オオヨシキリなど
を望遠鏡に入れて、みんなに順に見てもらった。セッカやオオヨシキリの声をたよりに鳥の居場所を捜しあて、
バードウォッチングには耳も大事と説明する。植物も次々いろいろあるので話題に困ることはなく、
十分楽しめたように思う。
11:45を目安に出発地点に戻り、まとめの挨拶の後、草の根ムーブメントの方たちが用意してくれた
豚汁とおにぎりを御馳走になる。手作りのおいしいクッキーまで頂き、感激。
この若い大集団のエネルギーに圧倒されながら、それでも老若男女のコミュニケーションにも花が咲き、
楽しいひと時を持った。
4月 谷津干潟
【県 名】 千葉県
【場 所】 谷津干潟 (習志野市)
【年月日】 2008年04月20日(日)
【時 刻】 9:30−
【天 候】 曇り
【観察者】 あしだちの会月例探鳥会23名
【観察種】
1.カイツブリ 12.バン
23.キジバト
2.カワウ
13.メダイチドリ 24.ツバメ
3.ダイサギ 14.ダイゼン
25.ハクセキレイ
4.コサギ
15.キョウジョシギ 26.ヒヨドリ
5.アオサギ 16.トウネン
27.ツグミ
6.カルガモ 17.ハマシギ
28.シジュウカラ
7.コガモ
18.イソシギ
29.スズメ
8.ヒドリガモ 19.オオソリハシシギ 30.ムクドリ
9.オナガガモ 20.セイタカシギ 31.オナガ
10.ハシビロガモ 21.ユリカモメ
32.ハシボソガラス
11.スズガモ 22.コアジサシ
33.ハシブトガラス
開会式
【観察記 by アキトシ】写真もアキトシさん
低気圧の影響で天気が心配されましたが、曇り空ながら強風も治まり、まずまずのコンディ
ションで集合場所の谷津南小前観察所を10時に出発しました。
干潟の周りに整備された観察路を時計回りにゆっくりと進みながら、夏羽のダイゼン、頭が
まだら模様のゆりカモメ、谷津では留鳥となったセイタカシギ、渡りをひかえ盛んに採餌をして
いるコガモやヒドリガモのペアなどを観察しました。途中、谷津干潟に詳しい人と出会い干潟や
野鳥観察情報などを提供していただく場面もありました。
さらに歩を進め、南側の観察路では、キョウジョシギ、メダイチドリなど着飾ったシギチに
会いましたが、干潮時間に近くなり干潟が全体に広がって、望遠鏡でも遠くに感じられました。
陸地ではスズメ、ヒヨドリ、シジュウカラなどが繁殖期を迎えて盛んに囀っていました。
トピックス的な情報はありませんでしたが、まずまずの観察成果ではないでしょうか。
少し寒かったこともあってか、12時前に観察センター前の芝生広場に着いて鳥合わせを行い、
お弁当を食べて解散しました。解散後、淡水池でアメリカコガモを観察したメンバーもおられ、
「あしだち」の会員は、熱心で、心強いと感じられた半日でした。
なかなかバランスが難しい。